『ダニエラという女』(2005年) あらすじ

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監督:ベルトラン・ブリエ

脚本:ベルトラン・ブリエ

出演者:モニカ・ベルッチ

上映時間:95分

製作国:フランス

 

あらすじ 

パリに暮らす独身サラリーマンのフランソワは、一人の生活に飽き飽きしていた。

 

ある晩、娼婦の集まるバーに行き、美しいイタリア人のダニエラと出会う。 宝くじで大金を手にしたと彼女に伝え、毎月10ユーロ支払うので金が底を尽きるまで自分といっしょに暮らしてほしい、と提案する。

 

ダニエラはその申し出を受け、二人はフランソワのアパートで暮らし始める。

 

フランソワの友人で医師のアンドレは、フランソワは心臓が弱いから激しいセックスライフには耐えられないと警告し、ダニエラと別れることを勧める。

 

ある日ダニエラは食中毒にかかり、アンドレはフランソワに呼び出される。彼女を診察している最中ダニエラのセクシーな裸体を目にし、結局アンドレ本人が発作を起こして亡くなってしまうのだった。

 

ある日、フランソワが帰宅すると、ダニエラはフランソワのアパートを出ていった後だった。

 

フランソワがダニエラと知り合ったバーへ行くと、ダニエラは再び娼婦として仕事をしていた。

 

フランソワは代わりに若くて可愛いミュゲという女性を選び、いっしょにそのバーを出ていく。 それを見たダニエラは、自分には実は本命の男性がいたことをフランソワに告げる。

 

その本命の男性とはシャルリーというヤクザ者だった。

 

ダニエラは実はフランソワを愛しているということを、シャルリーに告げてしまう。 するとシャルリーはフランソワに対して、400万ユーロでダニエラを「買い取る」という取引を提案する。

 

悩んだ末、フランソワはこの申し出を断る。ダニエラはシャルリーに連れられてフランソワのアパートを出ていくのだった。

 

以下、ネタバレ注意

しかしフランソワの優しさを知ったダニエラは、荒っぽいシャルリーをもう愛することはできなかった。

 

結局、ダニエラはフランソワのもとに戻る。

 

しかしフランソワは隣人の女性とその場限りのセックスの最中だった。 さらに、フランソワの「宝くじ当選」の話もウソだったことを告げられる。

 

それでも二人はお互いの気持ちを確認し、愛し合う。

 

ある日フランソワの同僚たちが、しばらく欠勤を続けている彼のアパートを訪れる。 そしてダニエラとともにフランソワの同僚たちがパーティを繰り広げる。

 

隣人の女性がやって来たり、自由奔放なダニエラがフランソワ以外の一人と抜け出してセックスしたり、シャルリーが銃を持ってそのパーティに乗り込んだりと、支離滅裂な状態になる。

 

しかし、最終的にはフランソワとダニエラは静かな部屋に二人にだけになり、平和でシンプルな時間を過ごすのだった。