『ノーカントリー』(2007年) あらすじ

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監督:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン

脚本:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン

出演者: トミー・リー・ジョーンズハビエル・バルデムジョシュ・ブローリン

上映時間:122分

製作国:アメリ

 

あらすじ 

ルーウィン・モスは、ドラッグ取引が上手く行かず銃撃戦となり、複数の死人が倒れている現場にたまたまたどり着く。

 

そこで200万ドル入ったブリーフケースを発見し、持ちだしてしまう。

 

いったん家に戻ったものの、その晩あらためて現場に戻ったモスは、トラックに乗った二人の男に見つかり追いかけられるが、何とかつかまらずに逃げ切る。

 

自宅に戻り、妻カーラを実家に帰し、自分一人で200万ドルとともに逃走。 モーテルに泊まり、部屋のエアダクトにブリーフケースごと隠す。

 

プロの殺し屋アントン・シガーはこの盗まれた200万ドルを取り返すために雇われた。

 

シガーは自分を捕まえた保安官を殺し、自動車を盗むためだけの目的で一般市民を殺害する非情な男である。

 

シガーはモスを追い彼の家にたどり着くが、すでにモスが逃走した後だった。さらにその直後、保安官エドトム・ベルが部下とともにモスの家に捜査にやって来るが、そのときはシガーがすでに去った後だった。

 

モスが持ち逃げしている200万ドルにはトラッキングバイスが付けられている。

 

それを頼りにシガーはモスが滞在しているモーテルにたどり着くが、ブリーフケースが部屋ではなくエアダクトに隠されていたため、シガーは正確な部屋にたどり着けず、別の人たちを殺害。 モスは無傷でブリーフケースを取り出し、別のホテルに移動することに成功した。

 

モスは新しいホテルでブリーフケースにトラッキング装置が隠されているを発見するが、そのときにはすでにシガーがモスの新しい滞在先をつきとめていた。 一般市民を巻き込み、モスもシガーもケガを負うが、モスはかろうじて逃げ切る。

 

メキシコ国境を超え、そこでブリーフケースを草むらの中に隠すが、ケガのせいで動けなくなったモスは病院に運ばれる。

 

入院中のモスに賞金稼ぎのカーソン・ウェルズが訪れた。 ウェルズは麻薬ディーラーから200万ドルを取り返すために送られた男で、金と引き換えにモスの命を守るという交換条件を出すが、モスはこれを断る。

 

その後、自分のホテルに戻ってきたウェルズは待ち伏せしていたシガーに殺害されるが、ちょうどその時モスがウェルズの部屋に電話をかけてきた。

 

シガーが電話を取り、モスが自分の手で金を持ってくればモスの妻カーラに手出しはしないと申し出るが、モスはこれも拒否するのだった。

 

 

 

 

以下、ネタバレ注意 

モスはカーラに電話し、母親とともにモスのいるモーテルに来るよう伝える。 カーラからモスの居場所を知らされた保安官ベルもそのモーテルに向かうが、到着するや否や殺害されたモスを発見する。

 

もともとガンの闘病中だったカーラの母親が亡くなり、その葬儀から帰ってきたカーラは家の中で待ち伏せていたシガーと対面。 シガーはモスと交わした会話から彼女を殺害しなければならないと説明する。

 

カーラの家を出たシガーは自動車を走らせるが、後ろから来る自転車に気を取られて交通事故に遭遇。 左腕を骨折し、頭部から流血しつつも、警察が到着する前に立ち去るのだった。