『スキップ・トレース』(2016年)あらすじ

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監督:レニー・ハーリン

脚本:ジェイ・ロンジーノ、ベンデビッド・グラビンスキー

出演者: ジャッキー・チェン、ジョニー・ノックスビル、ファン・ビンビン

上映時間:107分

製作国: アメリカ合衆国、中国、香港

 

あらすじ

香港警察の刑事ベニー・チェンは、ヴィクター・ウォンという人物を長年追跡してきた。

 

ヴィクター・ウォンは犯罪グループのボスで「マタドール」と呼ばれている。

 

ベニーはかつて相棒であるユンがいたが、彼はすでに殺害されてしまった。

 

死の直前、ユンは自分の娘サマンサをよろしく頼む、とベニーに言い残していく。

 

そのサマンサが、ヴィクター・ウォンの犯罪グループとのトラブルに巻き込まれた。

 

サマンサがトラブルに巻き込まれたとき、そこにアメリカ人のサギ師コナー・ワッツが居合わせ、彼もまたこの事件に巻き込まれていく。

 

コナーがひと山当てようとカジノにいたとき、ヴィクター・ウォンに追われて殺害された女性がコナーにスマホを渡す。

 

そしてそのままロシアのギャングに誘拐されてしまう。 コナーがギャングの親分の娘を妊娠させたからだった。

 

ベニーは犯罪のカギを握る人物としてコナーを追いかけることになり、ロシアまでたどり着く。

 

何とかギャングからコナーを奪い取ったベニーは、コナーを香港まで連行することになる。

 

しかしコナーはヴィクター・ウォンが女性を殺害したところを目撃しているため、香港に戻ることに身の危険を感じていた。

 

盗みやウソのうまいコナーは、ベニーのパスポートを盗んで燃やしてしまう。

 

そのため二人は歩きで大陸を横断する旅をすることになった。

 

雪山からモンゴルの大草原やゴビ砂漠を経て、中国へとたどり着く。 その途中もロシアのギャングが追いかけ、ヴィクター・ウォンの追手も迫ってくるというトラブル続きの旅だった。

 

そんな中、香港のサマンサはヴィクター・ウォンに捕まってしまい、人質に取られる。

 

そしてコナーが持っているスマホとの交換を迫られることになってしまう。

 

 

スキップ・トレース(吹替版)

 

以下、ネタバレ注意

ベニーはコナーからスマホを受け取り、香港の空港でヴィクター・ウォンの一派と対面する。

 

ところが、ヴィクター・ウォンのものだと信じていたスマホだったが、彼の指紋ではロックを外すことができなかった。

 

代わりにベニーが警察に逮捕されてしまうが、コナーが機転を利かせてベニーを連れ出し、脱出に成功。

 

二人でサマンサの監禁されている大型船に向かい、ヴィクター・ウォンの一派と再び対面する。

 

だがそこで、実はグループのボス「マタドール」という人物はヴィクター・ウォンではなく、死んだはずのベニーの相棒ユンだったことを発見する。

 

ユンはまだ生きており、「マタドール」としてこの犯罪グループを仕切っている張本人だったのである。

 

ベニーとコナー、そしてロシアのギャングも味方に加わり、犯罪グループとの戦いが行われる。

 

戦いの最中に船が沈み始めるが、溺死しそうになるサマンサを間一髪で助け出すことに成功した。

 

その後コナーはロシアに戻り、ギャングの親分の娘の出産に立ち会うが、生まれた赤ちゃんの顔はコナーではなく用心棒の男とそっくりだった。おかげでコナー自身は解放される。

 

そして香港に戻ったコナーは、ベニーに彼の夢であったアルパカ農場をプレゼントするのだった。