『アンダー・ハー・マウス』（2016年） あらすじ
監督：エイプリル・マレン
脚本：ステファニー・ファブリジ
出演者：エリカ・リンダー、ナタリー・クリル
上映時間：91分
製作国：カナダ
あらすじ
ファッション編集者として成功しているジャスミンは、カナダのトロントで婚約者の男性と暮らしている。
ある晩、彼女は女友達と一緒に飲みに出かけた。 女性だけが集まっているクラブに入ると、そこでダラスという女性と知り合う。 ダラスには付き合っていた彼女がいたが、つい最近別れたばかりだった。
ジャスミンとダラスはその場でお互いに強くひかれ合い、キスを交わすが、ジャスミンはそんな自分の行為にショックを受けてしまう。
ダラスはジャスミンの暮らす建物の隣で、屋根の修理工をしていた。 ジャスミンは彼女の働いている様子を部屋の窓から眺めることが出来、ダラスもまたジャスミンがそこに暮らしていることを知っていた。
クラブでキスをした翌日、ダラスは今晩会おうとジャスミンに誘い、ジャスミンはいったんはその誘いを断るが、その夜は婚約者が外泊するため、二人で飲みに出かけることになった。
そこでもお互いが強くひかれあい、二人はダラスの住むアパートに行きセックスをする。
ジャスミンはようやく自分が同性を好きになってしまう自分を受け入れるようになる。 ジャスミンは少女時代にも女性を好きになったことがあったが、親から咎められ、それ以来自分は男性と結婚するものだと信じこんできた、という過去があった。
しかしダラスとの出会いで、同性愛を認めることが出来るようになったのだった。
ジャスミンとダラスは二人で一晩を過ごした後、ジャスミンの家に行く。 再会を望むダラスだが、ジャスミンは婚約者が帰ってくるからもう会えない、と告げる。
しかし、二人がジャスミンの家のバスルームで最後のセックスをしている最中、婚約者が帰ってきて二人の現場を目撃してしまうのである。
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以下、ネタバレ注意
ジャスミンは婚約者に謝罪し、またダラスにも謝りに行き、別れを告げる。 しかし婚約者の男性は、ジャスミンが女性と関係を持っていたという事実を受け入れることが出来ない。
ようやくジャスミンと婚約者が体を重ね合わせようとするが、今度はジャスミンが男性の体を受け入れることが出来なかった。
最後、ダラスがベンチで待っているところにジャスミンがコーヒーを二つ持って現れる。
ダラスは今日はどんな日だったかと聞くと、ジャスミンは「職場の人たちに私たちのことをすべて打ち明けた」と語り、二人は微笑み合うのだった。
