『ドリーマーズ』（2003年） あらすじ
監督：ベルナルド・ベルトルッチ
脚本：ギルバート・アデア
上映時間：115分
製作国：イギリス、フランス、イタリア
あらすじ
パリに暮らしている留学生のマシューは、デモに参加している最中、男女の双子テオとイザベルと出会う。
3人とも映画を愛する若者で意気投合。 そして双子の両親が旅行で自宅にいない間、マシューはその家に滞在することになる。
ある日マシューは二人が裸でいっしょに眠っているところを目撃する。 そして二人の関係を疑い始める。
しかし間もなく、彼らが裸やセックスについてとても自由に受け止めていることを発見する。
3人で遊んでいるとき、罰ゲームとしてイザベルはテオにマスターベーションをさせ、さらに別の罰ゲームではマシューがイザベルとセックスするように仕向けられる。
マシューはひそかにイザベルに思いを寄せており、またイザベルはこのセックスで処女を失う。
こうしてマシューとイザベルは付き合うようになり、3人の奇妙な関係が続いて行く。
イザベルとマシューは二人だけでデートをするようになる一方、テオはある女性を自分の部屋に連れ込むようになる。
しかしこのテオの行動にイザベルは動揺を隠せない。
イザベルはテオからもマシューからも距離を置き始め、さらに3人は男2女1の関係へ変化していくようになる。
以下、ネタバレ注意
ある日、両親が戻ってくる。 そのとき3人は一つのベッドに全裸で眠っており、両親はそれを目撃してしまった。
両親はそのまま小切手を置いて、家を去っていく。
目を覚ましたイザベルは小切手を発見し、自分たちの様子を両親に見られたことをさとる。
ショックのあまり、まだ眠っているテオをマシューとともにガス自殺を図ろうとする。
しかしその直後、レンガが窓ガラスを割って飛び込んできて3人は目を覚ます。
外では多数の学生がデモ行進をしていた。
3人は服を着て外に出て、デモに参加する。
テオが火炎瓶を持っているグループに参加しようとするので、マシューはそれを止める。
しかしテオもイザベルもマシューをおいて行ってしまう。
マシューは一人その場を去ってゆくが、テオとイザベルはともに火炎瓶を警官隊に向かって投げ始めるのだった。
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